専門スキルを持つ人材は採用すべき?
こんにちは。
代表の髙木です。
皆様突然ですが、中小企業の悩みの大部分を占める「人手不足」という問題。
働き手不足の現代において、ますます深刻化している慢性的な問題ではないでしょうか。
そんな人手不足という問題の解決策として「採用」という形を取る・もしくは「取ろうとする」企業が多くいるように感じます。
もちろん「人材採用」なくして企業の存続や成長はあり得ません。
しかしここでいう人手不足が「専門スキルを持つ人材の不足」であればどうでしょうか。
専門スキルを持つ人材とは、例えば、
・WEBデザイン
・プログラミング
・マーケティングスキル
・人材開発や評価設計
など、その専門領域に尖ったスキルを持つ人材です。
当然このような専門スキルを持つ人材のニーズは高く、転職市場でも引くて数多であり高給取りであることが多いです。
※WEBマーケターは平均年収約650万とも言われます。
また、自身で事業を始めようとする独立意欲も高い人材が多いのではないでしょうか。
仮にこのよな専門スキルを持つ人材を採用しようとすると企業は、
・人材会社と契約
・採用スキームを構築
・採用するために人材会社への高い手数料を支払う
・社内の評価制度や給与制度、福利厚生など整える
・理念や方針を作成しビジョンを作る
・毎月の高い給与の支払い
・自社の優秀な人材を教育担当に
などのように「採用するため」「退職を防ぐため」にコスト・時間・労力という「社内リソース」を相当数割くことになります。
そうして実際に採用した専門人材の「退職リスク」と常に隣り合わせでの活動となるわけです。
もちろん、すべlて承知の上で専門人材の採用に取り掛かることも大事ではありますが、採用以外の選択肢を持つことも必要なのではないか?とも思います。
その選択肢が「アウトソーシング」という考えです。
専門分野にはその専門分野を得意とする会社が必ず存在します。
その必要な業務だけを「外部のアウトソーシング会社」と一緒に取り組むことで、採用することなく、「専門人材不足」という問題を解決することが可能となります。
また、社内リソース以外で専門領域に取り組めますので、本業へのコミット度合いが上がりより会社の業績アップに繋がる可能性もあります。
人材採用だけが「人手不足」の解決手段ではなく、別の手段(アウトソーシング)もあることを知っていただき、本業へ限りあるリソースを投入するのがより望ましいのではないかと考えています。