【鍼灸師って稼げるの!?】ビジネスの目線で見る訪問鍼灸マッサージ

今回のコラムは、訪問鍼灸・訪問マッサージで独立・開業を目指している方、独立はしているが現状に満足していない方に向けて書いております。

今回のコラムは、このような内容でお伝えしていきますので、是非最後までご覧ください。

1 訪問鍼灸マッサージとは

訪問鍼灸マッサージとは、鍼灸師・按摩マッサージ指圧師といった国家資格保有者が、患者様のご自宅や施設等にに訪問し、施術を行うサービスのことを言います。

主な利用者は高齢者や障害、要介護認定者、慢性疾患を患っている方です。

そんな利用者が自身のご自宅で、施術を受けられることが大きな特徴です。

2 訪問鍼灸マッサージは稼げるのか

訪問鍼灸マッサージの独立開業を検討される際の理由として多いのが、

・現在働いている治療院の給与が少ない

・現在働いている治療院の休みが少ない

・現在働いている治療院の校則時間が長い

このような理由は非常に多いです。

しかし一番多い理由として挙げられるのが、「稼ぎたい」という理由で訪問鍼灸マッサージで独立開業をされるケースです。

また実際に「稼ぎたい」という理由をしっかり持って独立されている先生に限って軌道に乗るまでの時間が短く、成果を上げておられるケースも多いです。

独立開業される理由は先生方それぞれであるとは思いますが、「稼ぎたい」という理由もあることですので、実際の稼げるのかどうかをビジネスモデルを通して見ておきましょう。

3 訪問鍼灸マッサージのビジネスモデル

訪問鍼灸マッサージのビジネスモデルは一体どうなっているのでしょうか。

訪問鍼灸マッサージのビジネスモデルは、「ストック型ビジネス」です。

一方で「フロー型ビジネス」というのも存在しています。

フロー型ビジネスが何かというと、一度きりの売り切りのようなサービスや商品でのビジネスのことです。

訪問鍼灸マッサージのようなビジネスは、一度きりという訳ではありませんので、ストック型ビジネスに分類されます。

(1)ストック型ビジネスとは

ストック型ビジネスと聞いても、ピンとこない方もおられるかもしれませんが、いわゆるサブスクのような形で「継続収益」があるビジネスモデルのことを指します。

訪問鍼灸マッサージでは、一度患者様とお付き合いが始まれば基本的には最後の最後までお付き合いすることが多いと思います。

ですので、必然的にLTV(ライフタイムバリュー)も高くなり、継続収益が高くなるというわけです。

(2) 訪問鍼灸マッサージのLTV

ストック型ビジネスという説明のあとLTVというワードも出てきましたので、訪問鍼灸マッサージのLTVについて見ておきます。

LTVとは(ライフタイムバリュー)のことです。

その患者様が訪問鍼灸マッサージというサービスを生涯でどれくらいの金額を払って利用するのかということです。

例えば、

訪問鍼灸マッサージの利用料が1回4,000円、週2回の施術

このような患者様がいたとします。

この患者様の1ヶ月での施術回数は8回となり、収益で見ると32,000円です。

それが1年間(12ヶ月)ですので、

32,000円×12ヶ月となり=384,000円

という金額が訪問鍼灸マッサージの患者様1人獲得すると年間で獲得できる収益というわけです。

4 訪問鍼灸マッサージはビジネスとして稼げる

先程LTVの部分でも見ていただいた通り、訪問鍼灸マッサージは継続的に収益が上がるビジネスモデルであることから、正しく運営すれば「稼ぐ」ことができます。

先程の事例でいくと、患者様1人当たり384,000円/年です。

10名の患者様を獲得すると3,840,000円/年

30名獲得すると、11,520,000円/年となり年収1,000万プレイヤーの仲間入りです。

もちろん継続率や施術回数により多少変動はあるでしょうけれど、30名というのは一つのラインとも言えます。

また自身で、訪問鍼灸マッサージで独立開業するわけですので、

鍼灸治療院にお勤めの時とは違い、休みは自身で選べたり、稼働時間も自身の判断で選べます。

稼ぐということは非常に重要なことですが、ワークライフバランスという目線で見ても、訪問鍼灸マッサージでの独立開業というのは素晴らしい選択と言えるのではないでしょうか。

5 最後に

いかがでしたでしょうか。

今回のコラムでは、訪問鍼灸マッサージはビジネスとして稼げるのかどうかを見ていきました。

結論とすると「稼げる」わけです。

しかしもちろん甘い蜜ばかりあるわけではなく、ケアマネ営業・同意書取得・返戻対応など様々なハードルというのはあります。

ですので、本当の結論とすると「正しい方法で取り組めば稼げる」ということです。

しかしビジネスモデルで見ると「稼げる」ビジネスモデルであることは間違いありませんので、是非訪問鍼灸マッサージで独立開業を検討中の方は、前向きに進めていただくことをおすすめします。

それでは。

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この記事を書いた人

株式会社ヒトツナガリ 代表取締役 髙木悠祐

京都府在住。 元警察官から住宅業界特化のベンチャーコンサルティングフォームに入社した特異な経歴。 全国500社を超える住宅会社の経営を集客・営業支援・SNS運用・人事評価制度・人材採用など様々な角度から支援。・全国的に鍼灸整骨院数が増加し、飽和市場である。 ・職人気質の1人治療家が多い。 ・人の入れ替わりが激しい。これまで経験してきた住宅業界と類似点が多く、この鍼灸柔整業界に蔓延る問題点を解決するため、事業を発足。 現在は訪問鍼灸マッサージに専門特化し、全国の治療院・開業希望者のサポートを行っている。