チャンスや運は、掴める人の前にだけ現れるのか
代表の髙木です。
タイトルにもあるように、今回のブログは「チャンスや運」についての考え方です。
あくまで私見ですが、先日、息子の少年野球の試合を見に行ったときに感じたことを書いてみたいと思います。
同じ年代の子どもたちが、酷暑の中で「勝利」に向かって懸命にプレーする姿は、とても素敵なものでした。
試合の結果は、1点差で息子のチームの負け。
試合を振り返りながら私が思ったのは、
「チャンスは、両チームに同じだけあった」
ということです。
初回、息子のチームはノーアウトのランナーの盗塁を阻止し、相手に傾きかけた流れを引き戻しました。
その裏には、相手のミスから出塁したランナーを生還させ、2点を先制。
序盤だけを見れば、完全に「勝ち試合の流れ」を引き寄せていました。
しかし、その後に同点へ追いつかれ、最終回に勝ち越されます。
息子のチームも最後まで追いかけましたが、あと一歩届かず、惜敗となりました。
この試合の大きなポイントは、「最終回に勝ち越された場面」だったと思います。
息子のチームは、自分たちのミスから満塁のピンチを背負いました。
ただ、相手チームから見れば、こちらのミスによって生まれた満塁は、
ある意味では「運によって巡ってきたチャンス」です。
一度は息子のチームのファインプレーによって、その流れを断ち切ったかのように見えました。
しかし、完全には断ち切れませんでした。
その後に打席へ立った相手チームの選手たちが、それぞれの役割を果たし、巡ってきたチャンスを結果につなげたからです。
同じようにチャンスが訪れても、掴めるかどうかで結果は変わります。
それが「勝負」です。
もちろん、まだ小学生。
子どもたちがどこまで状況を考え、
どのような意識でバッターボックスに立っていたのかはわかりません。
でも、私たち大人は違います。
目の前の状況を考えながら、毎日の仕事というバッターボックスに立つ必要があります。
ましてや経営者であれば、日々さまざまな「決断」をしなければなりません。
経営をしていると、何かを「導入するか、しないか」という決断の場面が数多くあります。
例えば、弊社が提供している、
・Webサイトの運用
・SNSの運用
・LINEマーケティング
なども、その一つです。
例えば、サービスをご提案した際に、
「今ではない」
という理由で、導入しない決断をされるケースがあります。
その時、いつも疑問に思います。
「今ではないとしたら、いつなのだろう」
と。
導入しない理由として、よく挙げられるのが、
・今は費用に余裕がない
・担当者を採用してから始めたい
・現在の忙しさが落ち着いてから考えたい
といったものです。
導入しないという判断が、正しい場合もあります。
ただ、注意しなければならないのは、「今はやらない」という経営判断と、
「未来の状況が変わることを期待して先延ばしにすること」は、まったく違うということです。
担当者を採用できるかは、まだわかりません。
忙しさが落ち着く時期も、決まっていません。
費用に余裕が生まれる保証もありません。
つまり、「未確定な未来」が訪れることを期待して、
今ある選択肢を見送っている状態です。
私から見ると、それはとてももったいないことに感じます。
少年野球の試合と同じように、
「今、目の前にチャンスが来ている」
にもかかわらず、バットを振らずに見逃してしまっているからです。
チャンスや運は、自分が望んだタイミングで訪れるとは限りません。
準備が整ってから来てくれるわけでもなければ、忙しさが落ち着くまで待ってくれるわけでもありません。
突然、目の前に現れます。
だからこそ大切なのは、チャンスが来るのを待つことではなく、目の前に来たチャンスに対して、どう決断するかです。
もちろん、
見送るべき球もあるでしょう。
しかし、失敗を恐れたり、状況が整うのを待ったりして、打つべき球まで見逃してしまう。
その結果、何も決断しないまま見逃し三振になる。
これは、経営者として最も避けなければならない状態ではないでしょうか。
運によって生まれたチャンスであっても、最後に掴むかどうかを決めるのは、自分自身です。
そんなことを、子どもたちの試合を見ながら感じました。
私自身も、毎日の仕事や経営において、目の前に来たチャンスを見逃さず、しっかりとバットを振れる経営者でありたいと思います。
それでは。
