WEBマーケを自分達でやることの落とし穴

こんにちは。
代表の髙木です。
弊社ではWEBやSNSでのマーケティング支援をしております。
今や企業にとってWEBマーケティングを行うことのメリットをあえていう必要もないくらい感じておられることでしょう。
では「WEB」や「SNS」の特徴は何か?
それが「無料でできる」という点です。
しかし実はこの「無料でできる」というのが、中小企業にとって大きな落とし穴になっています。
今回はその部分についてお伝えしていきます。
中小企業は慢性的な人材不足により、ただでさえ業務が横断的で1人2役、3役が当たり前、
社長も現場にいることが多く「全員集客・全員営業・全員バックヤード」のように収集がつかない状態が常です。
そんな中、集客施策を取るためSEO対策やInstagram、LINEマーケティングを始めようとした際「まずは自社でやってみる」という選択を取ります。
なぜなら「無料」だからです。
では、その結果はどうなるでしょうか?
継続できず、形骸化したWEBサイトやインスタアカウント等が出来上がります。
心当たりのある経営者様もおられるかもしれませんね。
ではなぜ、このような状況になるのか?ですが、WEB専門人材を採用できないからです。
ただでさえ人手不足な状態にも関わらず、「WEBやSNS専門の人材」を採用するのは至難の業です。
つまりこのWEBやSNSでも集客施策を取るというのは、現時点で1人3役の方に「4役目」としてやってもらうという、狂気の施策とも言えます。
「無料だから自分達でやってみる」の落とし穴は、ここにあるわけです。
一方、大手企業や有名企業では専門人材を採用することが可能ですので、WEBはWEB人材、SNSはSNS人材を採用し、運用を任せていきます。
この中小企業と大手企業の状況をまとめると以下のようになります。
仮に1人のリソースが10だと仮定した場合、
中小企業(1人4役)
2.5:2.5:2.5:2.5
と、リソースが分散します。
一方大手企業は、それぞれの業務に専門人材がいますので、
10:10:10:10
のようになります。
つまり中小企業ではWEB、SNSマーケティングに2.5しかリソースを割けない状態に対し、大手企業では10のリソースを割けるわけです。
中小企業のWEB、SNSマーケティングの取り組み方と、大手企業の取り組み方の違いをわかっていただけますでしょうか?
更には、一度自分達でやってみたらどうなるのかも見ておきましょう。
大前提WEBマーケティングで失敗する企業の特徴は「継続できない」ことにあります。
その理由は先述の通り人手不足が原因となりますが、他には
・やり方がわからない
・忙しくて手が回らない
・成果が出なかった時の改善方法がわからない
・優先順位が低い
などが大きな要因として考えられます。
しかしモチベーションの高い2〜3ヶ月は継続できますが、中々成果が上がってこないと「上記の理由」により手が止まります。
そしてそのまま数年経ってしまった。。。
このような状態になってしまうわけです。
これが絶対に中小企業が大手企業にWEBマーケティングで勝てない理屈です。
そして、このきっかけとなるのがWEBやSNSが「無料でできる」という点で、「出来てる風」にさせてしまう部分です。
この落とし穴に落ちないためには、WEBやSNSの専門人材を採用するか、WEB、SNSを「アウトソーシング」するかの2つでしょう。
自社にとってどちらが最も望ましい選択なのか、をしっかり考えていただくのが大事かと思います。
「1年間自社でやってみたが上手くいかなかった…ですのでお願いします。」
のように自分達でやることで、貴重な1年という時間を無駄に過ごさないようにしてください。
1年で得られたはずだった成果を捨てないでください。
それでは。