紹介か新規開拓か

こんにちは。
代表の髙木です。
企業を経営されている皆様からすると「ご紹介」での受注、契約ほどありがたいのはないですよね。
なぜなら紹介は「信頼、実績の証」とも取れるからです。
当然、今まで積み重ねてきた信頼も、実績もなければ「ご紹介」はいただけないわけです。
だからこそ、紹介で売上が立つことはとても素晴らしいことだと思います。
一方で「危うさ」も感じます。
なぜなら「ご紹介」は自社でコントロールできるものでもないからです。
例えば、事業計画を作成する際「今季はご紹介を月に1件…来期は月に3件…」などのように、計画に埋め込むことは無理があります。
つまり「もらえるか、もらえないかわからない」のが紹介なのです。
この自分がハンドルを握れない、コントロールできないものだとすると「紹介のみでの経営」は、果たして経営していると言えるのでしょうか。
捉え方によっては、運に任せている、流れに身を委ねているとも捉えているとも言えます。
私のような小心者には、このような自分でコントロールできない部分に頼った経営はできません。
そこで大事になるのが「新規開拓営業」です。
ご新規のお客様への営業は「お断りが前提」であるため、相当なハードシングスとなります。
そのため、できるだけ新規開拓営業をしなくても良いビジネスモデルを作る、仕組みを構築することを考えがちですが、その前に一つだけやるべきことがあります。
それが「WEBを使ったナーチャリング」です。
顧客育成をWEBを活用して行うことで、初めましてのお客様が、まるでずっと知ってくれているご紹介のお客様のようにガラッと変わります。
WEBとはいえ幅広いですが、コンテンツSEO、Instagram、TikTok、公式LINEが中小企業にはオススメと言えます。
なぜなら、これらは広告のように費用の垂れ流しになることなく、それぞれにコンテンツが溜まり続ける「自社の資産」となるからです。
WEB.SNSが最盛の現代において、もはやHPを持っていないというのは集客、採用において箸にも棒にも触れないでしょう。
しかしSNSをやっていないというのも、同じく箸にも棒にも触れない時代となっていますし、しっかりと運用できていない企業では、今後加速度的に「人が集まりにくい」状態になることでしょう。
「実際にそうなってから始めればいいか」
と考えるのは、紹介のみで経営をしているのと同じくらい、運任せの経営となってしまうでしょう。
新規開拓のため、新卒・中途採用のため、WEBやSNSに取り組む企業が増え、自社に残り続ける資産となるコンテンツが持てることが中小企業の今後の勝ち方だと思います。
今回の内容で少しでも〝危機感〟を持たれた方は、一度弊社までお問い合わせください。
弊社ではWEBやSNSの活用を、支援・アウトソーシング・内製化という形でサポートを行なっております。
時代に沿った戦略を掴み、自分の手でコントロールする経営スタイルを取りましょう。