【2024年8月】Googleコアアップデートの概要や特徴・対応策
企業のWEBサイト運営社の頭を悩ますのが、定期的に行われる「Googleコアアップデート」です。
前回2024年3月に行われ、8月にも行われましたが、このようなコアアップデートによるアルゴリズムの変更で自社WEBサイトの検索順位が低下した経験などをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回のGoogleコアアップデートの概要や特徴、企業が取るべき対応策について解説します。
[themify_layout_part id=1768]
2024年8月に発表されたGoogleコアアップデート
2024年8月15日
Googleがコアアップデートの発表を行いました。
本日、Google 検索の 2024 年 8 月のコア アップデートを開始しました。このアップデートは、検索でのパフォーマンス向上のためだけに作成されたようなコンテンツを減らし、ユーザーが本当に役立つと感じるコンテンツを増やすことで、検索結果の品質を向上させる取り組みを継続することを目的としています。
この最新のアップデートでは、過去数か月間に一部のクリエイターやその他の方から寄せられたフィードバックが考慮されています。これまでと同様に、ユーザーの検索内容に関連性がある場合、有用で独自のコンテンツを作成している小規模サイトや独立系サイトを含む、さまざまな高品質サイトとユーザーを結び付けることを目標としています。これは、今後のアップデートでも引き続き取り組む分野です。このアップデートでは、サイトが行った改善点をより適切に把握し、Web の最高のものを引き続き表示できるようにすることも目的としています。
また、コア アップデートに関するヘルプ ページ も更新しました。このページには、アップデート後に変更が見られる可能性のあるユーザー向けの詳細なガイダンスが含まれています。
引用元:Google検索センター
前回のコアアップデートが、2024年3月に行われましたので、約5ヶ月ぶりのコアアップデートとなります。
通常約2週間ほどで展開が完了しますが、今回は3週間でロールアウトし9月4日に完了しています。
今回のGoogleコアアップデートの特徴
2024年8月のコアアップデートの特徴は、検索エンジンで有益なコンテンツを上位表示させ、一方で、検索上位表示のみを狙い制作された低品質なコンテンツを検索結果に表示させないことを目的の1つとしています。
検索結果の質の向上を考えるGoogleとすると、従来のコアアップデートを踏襲していると言えます。
特徴をまとめると以下です。
・展開まで最大1ヶ月
・小規模、個人サイトの評価も正当にされるように調整
・これまでユーザーからのフィードバックにより、検索順位が下がっていたサイトも、復調の兆しがる
ここから見えてくることは、「ドメインパワーより、コンテンツの質」を評価するようになったということではないでしょうか。
(とはいえ、ドメインの評価もしています。)
前回のアップデートで検索順位を下げてしまった小規模サイトや、現在小規模サイトを運営している担当者からするとチャンスと言えます。
また、小手先のSEO対策によりコンテンツを改善することに対し、「見極める」という趣旨の記載があります。
やはりこの部分からも、質の高いコンテンツ制作に努め、ユーザーに有益な情報が発信できるようにしていきましょう。
SEOライティングのスキルを上げたい方向けにこちらの記事をご用意しております。
一度お読みいただければと思います。
関連記事:
今回のGoogleコアアップデートでヘルプページの更新もされている
ヘルプページの更新が明記されていましたので、以下で紹介をいたします。
Search Consoleでトラフィックの減少がないか確認する
順位が下がっており、それがコアアップデートのタイミングと関係していると思われる場合は、Search Console を使用して変更が必要かどうかを判断します。
- コア アップデートのロールアウトが完了したことを確認します。検索ステータス ダッシュボードを確認し 、コア アップデートの開始日と終了日をメモします。
- 適切な日付を比較する: Search Console でサイトを分析する前に、コア アップデートが完了してから少なくとも 1 週間待つことをお勧めします。1 週間後、 今週と コア アップデートの展開開始前の 1 週間を比較してみてください。こうすることで、何が正確に変更されたかを正確に特定できるようになります。
- 上位のページとクエリを確認します。コア アップデートの前後でランキングがどのようになっていたかを評価します。低下は小さいですか、大きいですか?
- 順位がわずかに下がった場合 (2 位から 4 位に下がった場合):思い切った対策を講じる必要はありません(実際、すでにパフォーマンスが良好なコンテンツに変更を加えないことを推奨します)。
- 順位の大幅な低下(4位から29位に低下):より詳細な評価を行います。
- 異なる検索タイプを個別に分析する: これにより、Web 検索、Google 画像検索、動画モード、ニュース タブのいずれで低下が発生したかを理解するのに役立ちます。
ポジションの大幅な低下を評価する
サイト全体の順位が継続的に大きく低下している場合は、自己評価を読み、サイト全体(個々のページだけでなく)が役立つ、信頼できる、ユーザーを第一に考えたコンテンツを提供しているかどうかを確認してください。具体的には、次の点に留意することをお勧めします。
- サイト全体をよく観察し、客観的に評価するようにしてください。また、信頼できる他の人(サイトとは関係のない人)に 質問を使用して評価を依頼することもできます。
- 最も影響を受けたページを評価します。これらのページを詳しく調べて、自己評価の質問に対してこれらのページがどのように機能するかを理解します。たとえば、検索者をより効果的に支援している他のページが Web 上に存在する可能性があります。
変更を行う際に留意すべき点
- 「即効性のある」変更(SEO に悪いと聞いたからという理由でページの一部の要素を削除するなど)は避けてください。代わりに、ユーザーにとって意味があり、長期的に持続可能な変更を行うことに重点を置いてください。
- コンテンツを有意義な方法で改善する方法を検討してください。たとえば、コンテンツを書き直したり再構成したりすることで、読者がページを読みやすく、ナビゲートしやすくなる可能性があります。
- コンテンツの削除は最後の手段であり、コンテンツを修復できないと思われる場合にのみ検討してください。実際、サイトのセクション全体を削除することを検討している場合は、そのセクションがまず検索エンジン向けに作成されており、ユーザー向けに作成されていない可能性があります。サイトがそのような場合、役に立たないコンテンツを削除すると、サイト上の優れたコンテンツのパフォーマンスが向上する可能性があります。
特に大きな変更点は見られませんが、具体的に明記されていますので今一度目を通しておいてください。
今後も継続するGoogleコアアップデートへの対応策
Googleコアアップデートは今後も必ず継続して行われます。
なぜなら、Googleは一貫して「ユーザーファースト」を心がけているからです。
つまりWEBサイト運営者は、Googleコアアップデートにうまく対応し付き合っていくという選択をすることが最も望ましいかと思います。
その際の考え方が、
・自社だけで行う
・専門家とともに行う
という2つが考えられます。
今回のコラムをご覧いただいてもお分かりいただけるように、私たちはGoogleの動向や、それによって起こるWEBサイトへの影響を常に監視しています。
よって常に細心かつ的確な情報をお伝えすることが可能ととなるわけです。
一度Googleコアアップデートの影響で、検索順位を下げた経験がある方は、その時の経験から「専門家とともに対応する」ことの必要性を感じられている印象です。
今回のコアアップデートを一つのきっかけとして捉え、WEBサイト運営を専門家とともに行うという選択を持たれるのはいかがでしょうか。
もし自社だけコンテンツマーケティングやSEOに取り組むのではなく、外部パートナーと一緒に進める選択肢をお探しであれば、一度弊社までお問い合わせください!
【WEBマーケティングのお悩みはヒトマケで全て解決できます!】
・自社でWEBマーケティングをしているが成果が出ない
・WEB専門の人材がおらず、未経験社が担当している
・アウトソーシング会社を探している
・社内にWEB専門人材が欲しい
・これ以上社内リソースをWEBに割けない
少しでも気になる方は、一度こちらまでお問い合わせください!
ヒトマケでは、WEBマーケティングにこれから取り組みたい会社や、人手不足によりWEBマーケティングに取り組めていない会社、専門業務はアウトソーシングで成果を出し本業に力を注ぎたい会社の支援をしております。
「短期間で、成果を最大化させた方法」をオンライン配信中!!
今月の日程は、こちらをクリックしご確認ください。
費用無料でオンライン相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。