強調スニペットとは?自社を表示させる方法や仕組みを解説
「強調スニペット」はご存知でしょうか?
検索エンジン上に、SEO評価1位よりも上位に表示されることからSEO0位とも呼ばれます。
そのため、ユーザーの目にふれる機会も多くWEBサイトへたくさんのアクセスを獲得できる可能性を秘めています。
今回は、強調スニペットについて・種類・表示させる方法などをわかりやすく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
強調スニペットとは
強調スニペット(Featured Snippets)とは、Google検索結果ページの最上部に表示される特別なボックスです。このボックスには、ユーザーが検索した質問に対する簡潔で明確な回答が表示されます。
通常、テキスト・リスト・表・または画像が含まれており、ユーザーが迅速に「必要な情報」を得られるようになっています。
例えば、「 コンテンツSEOとは」と検索すると、検索結果の一番上にこのような説明文が表示されることがあります。
これが強調スニペットです。
リッチリザルトとの違い
リッチリザルト(Rich Results)は、強調スニペットと似ていますが、より多様な形式の情報を含むことができます。
例えば、「画像」「イベントの詳細」「商品情報」「FAQ」などが含まれることが多いです。
理解してほしい違いは、リッチリザルトはある程度コントロールできますが、強調スニペットはコントロールできないという点です。
また、強調スニペットが特定の質問に対する「直接的な回答」を提供するのに対し、リッチリザルトは検索結果全体を豊かにし、視覚的に魅力的にするための追加情報を提供しているという違いがあります。
ナレッジパネルとの違い
ナレッジパネル(Knowledge Panel)は、主にブランド、会社、場所などに関する詳細情報を提供しています。
これらのパネルは、検索結果の右側に表示され、Googleから情報を抽出し自動的に生成されます。
ナレッジパネルに表示させるかどうかの判断は、Googleによって決まります。
ですので、自社でできる取り組みでコントロールできるのは、的確で簡潔に回答できるコンテンツの制作しかありません。
強調スニペットの仕組み
強調スニペットは、Googleのアルゴリズムによって自動的に選ばれます。
アルゴリズムは、ユーザーの検索キーワードに「最も関連性」が高く、簡潔で明確な回答を提供するWEBページを探し表示させます。
強調スニペットがなければ、該当ページをクリックしその内容の中から求める情報を探す必要がユーザーにはあります。
しかし強調スニペットにより、ページ内部にある求める回答だけ上位に表示されるので、ユーザーの検索負担はとても軽減されます。
強調スニペットの種類
強調スニペットには主に以下の4種類があります:
テキストと画像のスニペット:簡潔なテキストと関連画像が表示されるものです。
リストのスニペット:手順やリスト形式で情報が表示されるものです。
表のスニペット:データが表形式で表示されるものです。
動画のスニペット:YouTubeなどの動画が表示されるものです。
それぞれを解説します。
テキストと画像
テキストと画像のスニペットは、文章と関連する画像が表示され、視覚的に理解しやすい形式で表示されます。
例えば、こちらの「コンテンツSEO」と検索した際の強調スニペットのテキストと画像です。
テキストと画像は、ユーザーも直感的にわかりやすく伝わりやすい強調スニペットと言えます。
リスト
リスト形式のスニペットは、手順や項目を箇条書きで表示します。
例えば、「Amazon 登録方法」と検索すると以下のように表示されることがあります。
これは実際に行動するDOクエリであるため、Amazonの登録手順をステップごとに掲載しているコンテンツを示すリストがとして表示させています。
表
表形式のスニペットは、データを比較したり整理したりするのに役立つ強調スニペットです。
価格比較や成績一覧など、表示形式で表示されます。
動画
Googleアルゴリズムの判断で、動画の方がより検索ユーザーに伝わりやすいと判断されれば、以下のように動画も検索エンジン上に表示されます。
このように動画による、強調スニペットもあります。
他には、製品の使用方法などの動画も表示されることもあるでしょう。
強調スニペットに表示させる方法について
強調スニペットに表示されると、SEO1位より上位に表示されるため企業には多くのメリットをもたらします。
そのためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要がありますのでご紹介します。
検索上位に表示させる
まず、強調スニペットは検索結果の上位に表示されるページから選ばれることが多いため、SEO対策を徹底して行い、検索上位にランクインすることが何よりも重要です。
検索上位に表示されるWEBサイトは、ユーザーの検索意図を的確に捉え、質の高いコンテンツを提供しているサイトであることがほとんどです。
そのため、ユーザーが抱える悩みやその原因なども、簡潔にまとめたコンテンツであるため強調スニペットに選ばれる可能性が高くなります。
SEO対策に成功させるための方法を解説した記事がこちらです。
参考記事:
【WEBマーケティングで最重要】SEO対策は、Googleを理解することが第一歩目
質問への回答が簡潔明瞭である
ユーザーの質問に対する回答が簡潔明瞭であることも重要な要素です。
強調スニペットに選出されているWEBサイトページは、ユーザーが検索した具体的な質問に対して、直接的でわかりやすい回答を提供しています。
検索キーワードに対し200文字以内程度で、回答するコンテンツを制作するよう心がけましょう。
HTMLタグでマークアップしている
適切なHTMLタグを使用してコンテンツをマークアップすることも、強調スニペットに表示させるため重要です。
HTMLタグを使用してコンテンツをマークアップすることは、検索エンジンのクローラーを助けることにも繋がります。
強調スニペットは、Googleのアルゴリズムによって自動で決定しているので検索エンジンに理解されやすいようHTMLタグを使用してマークアップするのが大切になってきます。
例えば、見出しタグ(h1, h2, h3)やリストタグ(ul, ol)、表タグ(table)などを使用して、コンテンツの構造を明確にすることが有効でしょう。
Googleのポリシーに準拠している
Googleのウェブマスターガイドラインに準拠することも重要です。
ポリシーに従っていないコンテンツは、強調スニペットに表示されません。
例えば、ヘイトなどのコンテンツも避けるべきです。
強調スニペットは非表示することが可能
企業によっては、強調スニペットに表示されることを避けたい場合もあるかと思います。
その場合の方法が、「WEBサイトページ全体」と「WEBサイトページの一部」「文字数を制限する方法」という3つの方法で非表示にさせることができます。
WEBサイトページ全体を非表示にさせる方法
WEBサイトページ全体を強調スニペットに表示させないためには、<head>タグ内に、次のメタタグを書き入れます。
<meta name=”robots” content=”nosnippet” />
WEBサイトページの一部を非表示にさせる方法
WEBサイトページの一部を非表示にさせるためには、以下の方法となります。
<span data-nosnippet>強調スニペットに表示させたくない部分</span>
文字数を制限する方法
文字数を制限させることで、強調スニペットに非表示させることが可能です。
<meta name=”robots” content=”max-snippet:ここに数字を入力″>
仮に10と入力すると、11字以上表示させないようにできます。
まとめ
いかがでしたか。
強調スニペットは、ユーザーにとって非常に便利な機能です。
適切な対策を講じることで、自社のWEBサイトページを強調スニペットに表示させることで多くのユーザー獲得が可能となるでしょう。
その強調スニペットに表示されるための方法は、「検索上位に表示させるためのSEO対策」「簡潔明瞭な回答の提供」「適切なHTMLタグの使用」「Googleのポリシーに準拠すること」が重要です。
また、強調スニペットに表示されたくない場合には、適切なメタタグを使用して非表示にすることも可能です。
どちらにしても、企業の目的に沿った対策を講じることで、強調スニペットの恩恵を最大限に活用することができるでしょう。
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