Googleマップからの集客効果は?向いている業種や成功のポイントを解説
こんにちは。
「ヒトマケ」を運営している株式会社ヒトツナガリの髙木です。
この「WEBマーケメディア」では、中小企業がWEBマーケティングを有効活用し、成果を上げるための情報発信を行っております。
今回は「Googleマップ集客の効果」について解説しています。
このような方に向けて書いていますので、是非最後までお読みください。
大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
Googleマップとは?
Googleマップとは、Googleが無料提供している地図検索サービスのことです。
Googleマップで直接「大阪市 美容院」と検索するユーザーに対して、Google評価の高いGoogleビジネスプロフィールから順番に表示される仕組みとなっています。
また、GoogleChromeからも「大阪市 焼肉」と検索した場合、このようにGoogleマップが検索結果にも表示されるようになっています。
このように「地域名+業種名」をGoogleやGoogleマップで検索した際に上位に表示されるようになっていれば、必然的にクリックされる回数も増え、Googleマップからの集客効果も期待できると言えます。
Googleマップから集客効果は期待できるのか?
Googleマップからの集客効果に関してですが、結論「期待できます」
もちろん業種・業態によっては期待できるものもあれば、できないものもあります。
Googleマップ集客に成功しやすいポイントを以下で解説いたします。
Googleマップ集客の成功ポイント2つ
先程も述べた通り、Googleマップ集客に成功しやすい業種業態というものがあります。
そのポイントが以下の2つです。
「地域密着型」
「実店舗型」
このどちらか、もしくはどちらも該当しているのであれば、そのビジネスモデルはGoogleマップ集客効果を得やすいと思いますし、集客に成功する可能性を大きく秘めていると言えます。
なぜ「地域密着型」「実店舗型」のビジネスがGoogleマップ集客に成功しやすいのか
Googleマップ集客は「地域密着型」「実店舗型」のビジネスに非常に有効です。
ではなぜこの2つが有効なのか?
それはGoogle ChromeとGoogleマップの使い分けに関わってきます。
Google Chromeを活用する場面を想像していただければわかるかと思います。
Google Chromeを活用する場合、ユーザーは「何かしらの情報」を求めているケースが多いです。
一方でGoogleマップはその「店舗の情報」を求めているケースが多いです。
求めている情報の違いが、使い分けに関わっているということです。
ユーザーは地域に根ざし生活をしているわけです。つまりGoogleマップを活用するユーザーの「地域」で、ユーザーのニーズを満たせる「店舗」がGoogleビジネスプロフィールと言えます。
Googleマップを活用する流れ
Googleマップ活用場面:道順を調べる
当然Googleマップは地図検索サービスですので、精度の高い位置情報から目的地までの道のりを「徒歩」「車」「電車・バス」などでの道順や予想距離を表示してくれます。
その際、あなたにお目当てのラーメン屋があった場合、「ラーメン店名』をGoogleマップで検索し、その道順を調べます。
しかし目当てのラーメン店はなく「ラーメンを食べたい」と考えているユーザーがいた場合どうでしょうか。
その際「最寄駅や目的地付近名+ラーメン」などのように検索します。
また「近くのラーメン店」などのような検索も近年は非常に多いです。
Googleマップを使用し、このように調べたユーザーに対してGoogleマップ評価の高い順番に表示され、その道順を教えてくれます。
Googleマップ活用場面:口コミを調べる
Googleマップでの検索で、行きたいと思うラーメン店が3つ出てきました。
どちらも写真を見る限り、美味しそうで距離的にもほとんど同じであることから決め手にかけている状態です。
この3つの内から1つに絞る際の決め手となるのが「口コミ」です。
Googleマップでは、星評価と口コミ評価が可視化されるようになっています。
良い口コミもあれば、悪い口コミもありますが、これらをユーザーは見ることで検討をします。
それは第三者の声というものにユーザーは大きは影響を受ける傾向にあるからです。
またその口コミに対して、店舗のオーナーが返信しているのかどうかもユーザーは見ています。
第三者の声とその声への対応で、店舗の雰囲気を判断するのです。
Googleマップ活用場面:連絡先を調べる
では実際にGoogleマップで検索し3つに絞ったお店を、口コミを1つの判断基準として、実際に足を運ぶお店が決定したとします。
そこでGoogleマップでは「電話番号」を登録できるため、ワンタップでお店に電話をかける事が可能です。
ラーメン店であれば行列の有無の確認や、居酒屋などであれば予約などの連絡を外部サイトに飛ぶわけではなく、Googleマップ内で完結できるのです。
この操作性の高さが、ユーザーにも支持されているポイントではないでしょうか。
Googleマップから集客効果を得るために必要な2つのこと
Googleビジネスプロフィールの登録
Googleマップ集客の効果を得ようとするとまずは「Googleビジネスプロフィールへの登録が必須になります。
これはWEBサイトを持つことで、検索エンジン上に表示されるのと同様に、Googleビジネスプロフィールに登録することで、Googleマップに表示されます。
Googleビジネスプロフィールとは以下のことです。掲載できる店舗情報はこちらです。
・会社名(店名)
・WEBサイト
・経路
・電話番号
・所在地
・営業時間
・電話番号
・口コミ、星評価
・商品
・カテゴリ
・質問と回答
・会社名(店舗)の説明
・投稿
このような情報を、Googleビジネスプロフィールに掲載することができます。
この情報量はWEBサイトに匹敵し、視認性も高いことから作り込みが重要です。
このGoogleビジネスプロフィールの登録の流れを解説した記事がこちらです。
まだ登録がお済みでない方や、作り込みたい方はこちらの記事をお読みください。
関連記事:MEOのメリット・デメリット|Googleビジネスプロフィールの設定方法を解説
MEO対策での検索上位表示
またGoogleビジネスプロフィールの登録が終わったからといって、すぐにGoogleマップに上位表示されることは難しいです。
このGoogleマップでの上位表示をするためには「MEO対策」を行う必要があります。
MEO対策を行いGoogleマップに上位表示させるポイントは以下で解説します。
MEOとSEOの違いを理解して読み進める方が望ましいです。まずはこちらをお読みください。
関連記事:MEOとは?SEOとの違いや注目の理由と成功事例をご紹介
MEO対策① 口コミの獲得
Googleマップは、口コミの数を評価する傾向にあります。
それは、実際の店舗がどれくらいのユーザーに知られており、口コミを獲得しているのか?という「視認性の高さ」を判断基準にしているからです。
また、その獲得した口コミとのやり取りも重要視しており、Googleビジネスプロフィールのオーナーと口コミとのやり取りで「関係性」を見ていますし、たとえ悪い口コミであったとしても誠実に対応することが重要なMEO対策となります。
MEO対策② Googleビジネスプロフィールの情報を整える
先程のGoogleビジネスプロフィールに掲載できる項目を詳細に設定することもMEO対策には必要な要素でマップ集客に関わってきます。
またWEBサイトとGoogleビジネスプロフィールの情報を統一させる必要もあります。
これはNAPの統一と呼ばれ、例えばWEBサイトでは住所が「番地」で記載されているのに、Googleビジネスプロフィールでは「-」で記載されているとNAPが統一されていないと見なされ評価されませんので注意しましょう。
MEO対策③ 情報は常に最新にする
Googleビジネスプロフィールでは常に「旬」な情報を求められています。
例えば、営業時間に変更があったのに更新されていない。祝日は休みなのに、営業中となっている。新サービスを反映させていない。
このような「遅れている情報」はユーザーに求められていませんので、最新の情報に更新し続けるよう気をつけましょう。
MEO対策④ 投稿機能の活用
GoogleビジネスプロフィールにもSNSのように「投稿機能」がついています。
店舗からの情報発信はもちろん、新商品・サービス情報、イベント告知など投稿機能を活用しましましょう。
この投稿文章にMEO対策キーワードを盛り込むことも、MEO対策には重要でGoogleマップ集客の効果に関わります。
MEO対策に関して詳しく解説した記事がこちらです。
一度ご覧ください!
関連記事:MEO対策で上位表示は可能?具体的施策とおすすめビジネスモデルについて
Googleマップ集客に向いている業種3選
ではここでGoogleマップ集客に向いている業種のご紹介をいたします。
飲食業
飲食業はGoogleマップからの集客に向いていると言えます。
飲食業は、全国チェーンの大手企業から個人経営の飲食店でも、基本的には地域のユーザーがお客様となるはずです。
観光地などであっても、地域のユーザーと観光客に対してマップを通して情報提供することが可能です。
自身が経営する店舗の近くに競合店舗が多いのであれば、Googleマップ集客への取り組みこそが差別化戦略の第一歩となると言えます。
飲食店こそMEO対策に取り組む理由を解説していますので、飲食業で働く方はこちらをお読みください。
関連記事:MEO対策は飲食店こそやるべき|上位表示に失敗するケースを徹底解説
美容業
美容業もGoogleマップ集客に効果を発揮すると言えます。
例えば、美容業の中でも美容院の数は年々増加傾向で、飽和市場といえます。
そんな中で、皆様のお近くにも同じ年代をターゲットとしている美容院も多いのではないでしょうか。
また、仮に女性客をメインのターゲットとしている美容院であれば、
次回予約が3ヶ月後などのように、スパンが長くなる傾向にあります。
つまりリードタイムが長くなるので、新規ユーザーの獲得は必須と言えます。
また男性をターゲットにしている美容院も、今や1,000円カットも多くなっており「選ばれる理由」が大事になります。
その選ばれる理由をGoogleビジネスプロフィールでの口コミ獲得で、作ることが大事となります。
髪の毛は印象へのインパクトが大きいので、慎重にお店選びをされるユーザーも多いです。
ポータルサイトなどの「割引目当て」に来店するユーザーも多くいます。
しかし自院のブランディングがマップ上で確立されれば、ユーザーが集まる美容院に繋がりますので、是非マップ集客に取り組んでください。
医療クリニック
歯科医院をはじめとするクリニックも、Googleマップ集客の効果を得やすいでしょう。
クリニックを受診する場合、急を要する時とケアなどで定期的に通う時と2つに分けられます。
急を要するとき例えば「近くの歯医者」と検索するユーザーもいることでしょう。
この検索時にマップに自院が出てきていないと大きなチャンスロスといえます。
また、歯のケアなどでしばらく定期的に通う前提で初回来店されるユーザーもおられます。
その際は、必ず口コミなどの第三者の声を見て、院の雰囲気や評判を確認します。
それは定期的に通うことが確定しているからです。
このようにどちらのパターンのユーザーにも対応しているのが、GoogleビジネスプロフィールでのMEO対策ですので、是非しっかりと取り組みましょう。
Googleマップ集客に向いていない業種
一方でGoogleマップ集客にあまり向いていない業種もあります。
BtoB企業
BtoBでビジネス展開している企業は、Googleマップ集客にでの効果を得ることは難しいと考えられます。
BtoBとは法人同士でのお取り引きのことを指しますが、あまり「Googleマップを見て問い合わせをしました」とはなりにくいからです。
そして何より、「地域密着」「実店舗」という集客効果が期待できる要件を満たしていないことが多いからです。
このようにBtoB企業で地域密着ではなく、全国対応のビジネスであれば、Googleマップ集客というよりかSEO対策での検索エンジン集客がより効果的だと言えます。
中小企業におすすめしているのがコンテンツマーケティングです。
コンテンツマーケティングに関連する記事がこちらになりますので、あわせてお読みください。
関連記事:売上に結びつくコンテンツマーケティング!中小企業が成功した秘訣も紹介
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日はGoogleマップ集客の効果について解説してきました。
本日の内容をまとめると以下のようになります。
このような内容で解説をしています。
Googleマップ集客に成功するためにはMEO対策が必須です。
弊社では国内50,000店舗以上のデータベースを搭載したAIツールを駆使し、「ヒトマケMEO」というサービスを展開しています。
自社の地域ビジネスでの差別化に繋がるかどうか、一度内容をご確認いただければと思います。
【WEBマーケティングのお悩みはヒトマケで全て解決できます!】
・自社でWEBマーケティングをしているが成果が出ない
・WEB専門の人材がおらず、未経験社が担当している
・アウトソーシング会社を探している
・社内にWEB専門人材が欲しい
・これ以上社内リソースをWEBに割けない
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