UX(ユーザーエクスペリエンス)とSEOは関係している?重要性や改善方法を解説
こんにちは。
「ヒトマケ」を運営している株式会社ヒトツナガリの髙木です。
この「WEBマーケメディア」では、中小企業がWEBマーケティングを有効活用し、成果を上げるための情報発信を行っております。
本日は「UX(エクスペリエンス)とSEO」について解説しています。
このような方は、是非最後までお読みください。
大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
UX(ユーザーエクスペリエンス)とは
UX(ユーザーエクスペリエンス)とは、製品やサービスを利用する際にユーザーが体験する全体的な経験を指します。
例えば、あるWEBサイトを訪れたユーザーがどれだけ使いやすいか、求めている情報を探しやすいか、そしてそのWEBサイトを通じて快適かどうかを指します。
このUXはWEBマーケティングにおいて重要な考え方として知られています。
身近な事例として、Amazonは使いやすい検索機能、直感的なナビゲーション、ユーザーの過去の購買歴に基づいた推奨商品など、優れたUX設計で知られています。
これらの要素は全てユーザーが目的の商品を簡単に見つけ、購入に至るまでの過程をスムーズにするために計算されたものです。
UI(ユーザーインターフェイス)との違い
UI(ユーザーインターフェイス)とは、ユーザーが直接操作する部分で、見たり触れたりする画面の設計を指します。
UXとUIは密接に関連していますが、UIはより視覚的な要素に焦点を当てるのに対し、UXはユーザーが製品やサービスを使用する全体的な体験に関わるものです。
例えば、スマートフォンアプリのUIデザインは、色使いやボタンの配置に注目するのに対し、UXデザインはそのアプリがどのようにしてユーザーの課題や問題点を解決し、より使い勝手が良いかを考慮するように違いがあります。
UXとSEOの関係性は?
SEOは、WEBサイトが検索エンジンの検索結果により上位に表示されるようにすることです。
UXとSEOは、共にWEBサイトを使ったWEBマーケティングの成功に不可欠な要素です。
なぜならGoogleは「ユーザーの利便性」を大事に考えているからです。
それは「Googleが掲げる10の事実」に明記されています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
3. 遅いより速いほうがいい。
5. 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
引用:Googleが掲げる10の事実
上記を見てもユーザーの利便性を追求しUIを向上させることが、UXの向上にも繋がるので、間接的にSEO評価も高まるわけです。
この部分を解説している記事がありますので、あわせてお読みください。
関連記事:【WEBマーケティングで最重要】SEO対策は、Googleを理解することが第一歩目
ただ、Googleのゲイリー氏が、講演会で「UXは順位を決める要素ではない」との旨を発言しています。
しかし「検索順位を決定する際、コンテンツよりUXが重視されることはない」との旨の発言がなされたと釈明しています。
つまり、ゲイリー氏が伝えたいのは、「あくまでUXよりはコンテンツ重視である」ということではないでしょうか。
とは言え、UXが全く検索順位に無関係というわけではないといえそうですので覚えておきましょう。
コンテンツが何よりSEOに重要視されるのであれば、質の高いコンテンツ制作をする必要があります。
その際のポイントを詳しく解説した記事がありますので、一度ご覧ください。
SEO対策で役立つUXの指標
WEBマーケティングに取り組む企業の行うSEO戦略において、UXを考慮することは、検索エンジンでの上位表示のために重要です。
ここでは、特に重要なUXの指標をご紹介します。
ページ滞在時間
SEO対策で役立つUXとして「ページ滞在時間」が挙げられます。
ページ滞在時間は、WEBサイトに訪れたユーザーが、WEBサイト上で過ごす時間を指し、より長い滞在時間は良質なコンテンツや魅力的なデザインであることを示唆します。
例えば、ユーザーが求めている情報を提供するブログ記事は、長い滞在時間を獲得することが多いです。
直帰率
直帰率も、SEOで役立つUXとして挙げられるでしょう。
直帰率は、訪問ユーザーがWEBサイトに訪れてすぐにサイトを離れる割合を示します。
直帰率が低いということは、当該WEBサイトが訪問ユーザーの期待に応え、関連性の高い情報やサービスを提供していることを意味します。
結果としてユーザーの検索意図を汲み取れていることとなるため、UXが良いWEBサイトページを判断できます。
SEO対策としてのUX改善方法
SEOの観点からUXを改善する方法を2つご紹介いたします。
見やすさ
UXの改善で大事になるのが、「見た目」です。
つまりデザインを改善することで、見やすいページとなりUXの改善に繋がります。
ユーザーが読みやすいフォントサイズや、色のコントラストを選ぶことはもちろん、h2・h3タグなどの活用でユーザーがテキストを読みながら迷子にならないように設計することが重要です。
当然ですが、SEO対策としてテキストにキーワードを入れるコンテンツは必要ですが、画像やイラストなども入れることで、視覚的にもわかりやす苦する事がUXの改善に必要となります。
スピード
ページの読み込み速度や表示速度のスピードも、UX改善やSEO対策には必要となります。
ページの表示速度が遅いと、ユーザーはストレス・不満を感じ別WEBサイトに遷移してしまいます。
表示スピードを維持するためには、画像の圧縮などの対策を施す必要があります。
このスピードを意識することが、UXの改善やSEOへの悪影響を防ぐことに繋がります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日の内容をまとめると、以下のようになります。
UXとSEOは互いに影響を及ぼし合い、どちらもWEBマーケティングの成功に欠かせない要素です。ユーザーが快適にWEBサイトを利用できるようにすることで、SEOの検索表示ランキングを向上させることができます。
今回の記事の内容を理解して、訪問ユーザーにとっても検索エンジンにとっても魅力的なWEBサイトを構築しましょう。
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