noindexタグとは?SEOとの関係性や設定方法、注意点を解説

こんにちは。
「ヒトマケ」を運営している株式会社ヒトツナガリの髙木です。
この「WEBマーケメディア」では、中小企業がWEBマーケティングを有効活用し、成果を上げるための情報発信を行っております。
本日は「noindexタグ」について解説しています。
・noindexタグについて詳しく知りたい
・WEBマーケティング担当を任された方
・noindexタグの注意点を知りたい
このよな方は、是非最後までお読みください。


大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
noindexタグとは
noindexタグとは、検索エンジンにWEBサイト・ページを表示させないようにするためのメタタグです。
このnoindexタグですが、SEO対策を行うにあたり非常に重要なメタタグとなります。
noindexタグを適切に設定すると、ユーザーが対象キーワードを検索窓で検索しても、画面に表示できないようになるということです。
適切に設定することが大切ですが、適切にnoindexタグを設定するWEBサイト評価も高まります。
SEOで検索順位が決まるまでの流れ

SEO対策で検索順位が決定するまでの流れを再確認いたしましょう。
クロール→インデックス→評価
大きくは、この流れでSEO評価が決まります。
クローラーが全世界にあるWEBサイトを巡回しており、インデックスするかどうかを判断しています。
このクロールで集めた情報を、データベースに保存することをインデックスと呼びます。
この保存した情報を元に、検索アルゴリズムにてWEBサイト評価が決定し、検索順位が決定するという流れとなっています。
この流れでのnoindexタグの登場シーンは「インデックス」の部分です。
noindexタグはクローラーにインデックスさせないように指示するものですので、検索エンジンへのインデックスを防ぐことができます。
インデックスに関しての記事がこちらにありますので、ご参考にしてください。
noindexタグとnoforollowタグとの違い
noindexタグとnoforollowタグは似ている用語ですので、その違いを解説します。
noforollowタグは、WEBサイトにはられている外部リンクのクロールを無効化するものです。
noindexタグは、自サイトに対して行うものに対し、noforollowタグは自サイト以外に対して行う違いがあります。
自サイトに設置している外部リンクが、
「信頼度が低い」「広告のリンク」「関係性が低いリンク」
のような場合、SEO評価が低下する恐れがありますので、noforollowタグでリスク回避をしましょう。
noindexタグ・・自サイトに対して行う
noforollowタグは・・自サイト以外に対して行う
noindexタグとSEOとの関係

noindexタグとSEOは密接な関係性を持っています。
例えば、自社WEBサイトに質の低いコンテンツがあり、そのコンテンツが検索エンジンにインデックスされていたとします。
SEOではこのような「質の低いコンテンツ」がインデックスされていることでWEBサイト全体のSEO評価を下げる傾向にあります。
つまり、noindexタグを適切に設定しておけば、SEO評価を下げる要因を検索エンジンから除外できますので、自社WEBサイトのSEO評価を引き上げることにつながります。
しかし、その他の自社コンテンツの質も低ければ意味がありませんので、質の高いコンテンツ作成をしながらSEO評価を上げていきましょう。
このようにnoindexタグとSEOは、近しい関係があることをご理解いただければと思います。
noindexタグを使用するケース4選
では実際にnoindexタグを使用するケースを4つご紹介いたします。
エラーページ
エラーページは、noindexタグを使用して、検索エンジンから除外しておきましょう。
404ページなどのエラーページをnoindexタグ設定しましょう。
重複コンテンツ、類似コンテンツ
重複コンテンツや類似コンテンツにもnoindexタグを設定しましょう。
これらがWEBサイトにあることで、SEO評価がそれぞれのコンテンツに分散してしまう恐れがあるので、noindexタグの設定をする方が良いです。
情報が少なく質の低いコンテンツ
よく検索エンジンを見ていると情報が少なく質の低いページを見ることがありますが、noindexタグを設定する方が良いと言えます。
よく見るのが、商品検索をした際に「検索結果は0件です」といったページが表示されませんか?
このページはユーザー目線では、役に立たないページであることからnoindexタグを設定し表示されないようにした方が望ましいです。
特に意味もなくユーザーの役に立たないページがあるのであれば、noindexタグを使用しましょう。
アクセス流入の必要ないページ
アクセス流入が増えても意味のないページというのもWEBサイトには存在します。
例えばサンクスページなどです。
サンクスページとは、資料請求やお問い合わせが完了した後に表示される「お問い合わせありがとうございました」を伝えるためのページです。
このサンクスページにアクセスが増えても、WEBサイト運営者は嬉しくはありません。
ですので、noindexタグを使用し、検索エンジンにインデックスされないようにした方が望ましいでしょう。
総じて質の低いコンテンツであり、SEO評価を下げる可能性があるものに対してnoindexタグを使用する
GoogleのSEO評価基準
「質の低いコンテンツ」と「質の高いコンテンツ」の違いはGoogleのSEO評価基準に示されています。
それがEーEーAーTです。
- Experience(経験)
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
これらを意識したコンテンツ制作をすることが質の高いコンテンツへの近道です。
noindexタグは、EーEーAーTを基準として考える必要も求められます。
EーEーAーTなどのGoogleへの理解に関しての記事がありますので、こちらもご覧ください!
関連記事:【WEBマーケティングで最重要】SEO対策は、Googleを理解することが第一歩目
noindexに設定する2つの方法

では、noindexに設定するために必要な2つの方法をご紹介いたします。
htmlに記述する
htmlに記述するという、noindex設定の方法があります。
<meta name=”robots” content=”noindex” />
html中の<header>…</header>部分にこのメタタグを書き込めば完了です。
当該ページにnoindexが設定され、検索エンジンにインデックスされることはなくなります。
国内では Google利用者が多いですので、 Googleクローラーに対してブロックする場合はこちらのメタタグを使用します。
<meta name=”googlebot” content=”noindex” />
WordPressを利用する
自社のWEBサイトをWordPressで管理・運営している方も多いかと思います。
WordPressを利用している方であれば、WordPressの管理画面でnoindex設定が可能です。
WEBサイト全体とページ毎に設定するパターンをご紹介します。
WEBサイト全体にnoindexを設定する方法
WordPressの管理画面のメニューの 「設定」 →「 表示設定」→「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックボックスにチェックを入れます。
このnoindexの設定でWEBサイト全体にnoindexを設定します。
ページ毎にnoindexを設定する方法
ページ毎に個別にnoindexを設定する場合は、WordPressのプラグインを使用するのが簡単です。
noindexタグの設定でよく使用されるプラグインは、「All in One SEO Pack」です。
All in One SEO Packでのnoindexタグの設定方法は以下です。
「AIOSEO設定」→「Advanced」をクリックします。
次の表示でボタンが現れるので、オフにする。
「インデックスなし」と書かれたチェックボタンが表示されるのでチェック。
この流れで、noindexタグの設定が完了しました。
どちらもnoindex設定だけでなくSEO対策全般に使えるプラグインです。
htmlかWordPressでの設定かは自社WEBサイトの仕様によって変える。
もし自社WEBサイトがWordPressで管理・運営をしているのであれば、プラグインを使用するとスムーズにnoindexタグの設定ができる。
noindexタグの使用に関してSEO目線での3つの注意点

では最後に、noindexタグの使用に関しての注意点をSEO目線で解説します。
noindexタグを使用するか慎重に検討する
まず大前提ですが、noindexタグを使用するかどうかを慎重に検討し判断することがSEO目線でも重要です。
例えば自社にとっては不要なページであったとしても、ユーザーにとっては必要なページであるケースもあるでしょう。
この場合では、そのページにnoindexタグを設定してしまうとユーザーニーズを満たすことができず、WEBサイト全体のSEO評価を下げかねません。
ですので、noindexタグを設定する際は、しっかりと検討し進めるようにしてください。
noindexタグを使用しすぎない
noindexタグを使用しすぎるというのも注意点としてあげられます。
なぜなら、noindexタグを設定すると検索エンジンに表示されず、アクセス数が激減することになるからです。
noindexタグを設定するページが質が低いことを理由に設定するのであれば、なお注意が必要です。
なぜなら、質を高めることができれば解決する問題である可能性が高いからです。
記事のリライトや、自社オリジナルの内容を反映させコンテンツの質向上に努めればnoindexタグを設定する必要がなくなります。
リライトでSEOに強くするための記事がこちらですので、ご参考にしてください。
関連記事:SEOのリライトとは?コンテンツで集客を飛躍的に向上させる秘訣を紹介
noindexタグを全てに使用しない
先程も少し触れましたが、WordPressの設定で全てのページにnoindexタグをすることができますが、注意が必要です。
よくあるケースがWEBサイト公開前にnoindex設定をしており、noindexタグの外すのを忘れて一定期間が過ぎてしまっているケースです。
時間と労力をかけ作成したコンテンツもWEBサイト全体にnoindex設定していることで、誰にも見られなくなります。
公開前にnoindexタグを設定するのは構いませんが、WEBサイト公開のタイミングで忘れず設定を解除するようにしましょう。
noindexタグ設定の注意点の大前提は「慎重に検討すること」
noindexタグの多用はアクセス数やSEO評価への影響もあるので要注意。
WEBマーケティングでの注意点
WEBマーケティングにおいてnoindexタグを意識する場面はどこでしょうか?
その多くは「コンテンツマーケティング」です。
なぜなら、コンテンツマーケティングは検索エンジンでの上位表示を目指し、検索エンジンからの自然流入を増やすためにWEBマーケティング手法だからです。
中小企業ではコンテンツマーケティングの成功が、市場での勝ち筋なわけですが、SEO対策が必要になりますので、noindexタグの理解がないと難しくなることは間違いありません。
コンテンツの量産を目指すあまり、質の低いコンテンツが増えてしまう中小企業も多く存在します。
そういう状況を防ぐためにもnoindexタグを活用し、SEO評価を下げることなく、コンテンツマーケティングの成功を目指すことが中小企業に求められることではないでしょうか。
中小企業のコンテンツマーケティングについての関連記事がこちらにありますので、あわせてお読みください。
売上に結びつくコンテンツマーケティング!中小企業が成功した秘訣も紹介
中小企業が勝つにはコンテンツマーケティング!基礎知識やメリットを紹介
コンテンツマーケティングの失敗は避けたい|絶対にしてはいけないこと5選
中小企業にコンテンツマーケティングはおすすめ。
時間・労力をかけコンテンツ作成をするので、noindexタグを理解し、質の低いコンテンツを検索エンジンから除外しよう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は「noindexタグ」について解説をしました。
本日の内容をまとめると以下です。
・noindexタグとは、インデックスされないように設定でき、質の低いページを除外できるのでSEOの視点で見ても必要なメタタグ
・noindexタグは、htmlやWordPressで設定でき、WEBサイト全体とページ毎に設定が可能
・noindexタグを使用しすぎると、アクセス数が激減してしまうので適切な箇所に設定すること
WEBマーケティングに取り組む際、今回の内容を知っているとSEO効果を発揮することにつながります。
また、不必要にSEO評価を下げることを防ぐことができます。
SEO対策により、検索エンジンからの評価を得る雨にもnoindexタグについての理解度を上げてもらえればと思います。
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