リダイレクトはSEOに影響を与えるのか?種類や設定方法を解説
こんにちは。
「ヒトマケ」を運営している株式会社ヒトツナガリの髙木です。
この「WEBマーケメディア」では、中小企業がWEBマーケティングを有効活用し、成果を上げるための情報発信を行っております。
今回の記事では、リダイレクトの基本からSEOへの影響、正しい設定方法までを解説します。
このような方は是非最後までお読みください。
大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
リダイレクトとは
リダイレクトとは、WEBサイトのURLが何らかの理由により変更された時、古いURLにアクセスしたユーザーを新しいURLに案内するための処理のことを指します。
リダイレクトにも種類や方法がありますので、以下で解説をしていきます。
リダイレクトの種類
リダイレクトには複数の種類がありますが、今回はよく使用される301リダイレクトと302リダイレクトに絞って解説をしていきます。
301リダイレクト
301リダイレクトとは、「恒久的な移動」を示しており、WEBページが永久に新しいURLに移動したことを検索エンジンに伝える役割を果たします。
例えば、ドメインの変更やサイト移転、URLの正規化などの用途で使われます。
WebページのURLを変更した後に301リダイレクトをしなければ、変更前のURLについてる被リンクを引き継げません。
つまり変更後のURLの被リンクの数が減ってGoogleから評価されづらくなり、検索順位が下がるという流れとなるわけで
す。
301リダイレクトを設定しないということは、今までのGoogleからの評価が0になり、新しいURLから再スタートを意味します。
ですので、301リダイレクトの設定はSEOにおいて最も重要なリダイレクト手法とされています。
URLの変更は、SSL化などのタイミングがある
SSL化について解説している記事がこちらです。一度お読みいただければと思います。
302リダイレクト
302リダイレクトは、301リダイレクトとは違い「一時的な移動」を意味します。
この一時的の目安は〜1週間くらいを見ておくといいでしょう。
この302リダイレクトでは、WEBページが一時的に別の場所に移動したことを検索エンジンに伝えます。
302リダイレクトの活用場面ですが、
・WEBサイトと・ページのリニューアル時
・システムメンテナンス時
などが挙げられます。
リダイレクトの重要性
リダイレクトは、WEBサイトのリニューアルやURLの変更時に不可欠です。
先程もお伝えしたとおり、URLが変更した際リダイレクトの設定をしていなければ、積み上げてきた検索エンジンからの評価を引き継げず0からのスタートとなります。
Googleの評価は、クローラーが何度もその記事を訪れ内容を確認し、被リンクの獲得などを積み重ねて評価が上がっていきます。
それがURLの変更により、クローラーには全く別の記事という認識になってしまうがゆえに、評価が下がってしまうわけです。
しかし昔のURLであっても、リダイレクト設定を行うことで新URLに変更になった後も検索エンジンの評価を引き継ぐことが可能ということです。
そういう点でリダイレクトの設定はWEBサイトの運営に非常に重要な役割を担っています。
リダイレクトとSEOとの関係
WEBマーケティングに取り組んでいる方であれば「リダイレクトはSEOに影響を与える」というようなお話を耳にされたこともあるかもしれません。
一昔前は確かにスパム対策でリダイレクト設定をしたページはSEO評価が下がってしまうこともあったのですが、昨今検索エンジンの性能も飛躍的に向上しました。
よって不正目的で使用されるリダイレクトを検知できるようになり、現在はリダイレクトによってSEOに大きな影響を与えることもなくなってきました。
つまり、「301リダイレクト」と「302リダイレクト」をうまく使い分けさえできていれば問題ない状況といえます。
リダイレクトの設定方法
では、リダイレクトについて知っていただきましたので、ここではリダイレクトの設定方法について解説をいたします。
リダイレクトの設定には、大きく2つの種類に分けられます。
・クライアントサイドリダイレクト
・サーバーサイドリダイレクト
一つずつ見てみましょう。
クライアントサイドリダイレクト
クライアントサイドリダイレクトとは、htmlによって予め設定した転送先へユーザーを遷移させるものです、。
たまに見かけるかと思うのですが、
「このサイトは新しいURLへ移転しました。5秒後に自動的にジャンプします。」
このように表示されるものをクライアントサイドリダイレクトと呼びます。
サーバーサイドリダイレクト
サーバーサイドリダイレクトは、.htaccessなどを利用したリダイレクトのことです。
サーバーサイドリダイレクトは先ほどの、クライアントサイドリダイレクトとは違い「ユーザーを数秒間待たせる」ことがありません。
つまり特定のWEBページを即時表示させることができるのが、サーバーサイドリダイレクトです。
Googleが推奨しているリダイレクト設置
2種類のリダイレクト設定の方法があるとお伝えしましたが、Googleが推奨しているのが、サーバーサイドリダイレクトです。
クライアントサイドリダイレクトの仕組み上仕方のない話なのですが、URLを完全に移行させるわけではありません。
ですので、SEO評価を引き継げないわけです。
またリダイレクトの前後ページを別々のページだと認識されてしまうことにより類似コンテンツとみなされる可能性があります。
その場合はペナルティの対象となります。
このような理由から、Googleはーバーサイドリダイレクトを推奨しています。
実際の現場での実装などは、専門的な人材に依頼する方が望ましいです。
確認のためにGoogle公式から情報収集をすることもおすすめですので、こちらからご覧ください。
参考ページ:Google検索セントラル
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日はリダイレクトの基礎から設定方法まで解説してきました。
内容をまとめると以下のようになります。
このような内容を解説してきました。
古いURLではSEO評価が高かったのにも関わらず、新しいURLになった途端SEO評価が下がり検索順位が下がってしまったというお声は後を立ちません。
それは正しいリダイレクト設定がなされていなかったことがきっかけで、GoogleにSEO評価を引き継いでもらえなかったのでしょう。
そうなると今ままでの積み上げてきたものが水の泡となり、0からの再スタートとなってしまいますので、本日の内容を理解した上で、リダイレクトを正しく活用しましょう。
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