【改善できる】直帰率とは?|離脱率との違いや具体的な改善方法をご紹介

こんにちは。
株式会社ヒトツナガリの髙木です。
弊社では、WEBサイト制作〜WEBマーケティング運用代行〜内製化支援〜コンサルティングを一気通貫で行う「ヒトマケ」というサービスを展開しております。
このコラムでは、WEBマーケティングやWEBコンサルティングを始めとしたWEB関連の情報発信をしていきます。
インターネット最盛の時代に、WEBマーケティングを駆使することで、WEB集客を成功させる手助けとなれればと思います。
ぜひ最後までお読みください。


大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
はじめに
WEBマーケティングに取り組む企業では、日々の業務の中でアクセス解析ツールを使い様々な指標を分析していることと思います。
今回の記事では指標の中で重要となる「直帰率の計測方法から高い理由」「直帰率と離脱率の違いや改善方法」を紹介します。
WEBマーケティング初心者の方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ、ご一読ください。
直帰率とは

直帰率とは、自社のWEBサイトに訪れたユーザーの数の内、直帰したユーザーの割合のことです。
直帰の定義は、WEBサイトを訪れたユーザーが1ページしか見ずにWEBサイトを出ていくことを指します。
例えば、ある日1日に10人のユーザーが自社WEBサイトに訪れたとします。
その内、5人が1ページしか訪れず、出て行ったとすると直帰率50%というこということです。
直帰率の計測方法
この直帰率を計測する際に使用するツールは「Google analytics」です。
このWEB解析ツールを使用して、直帰率を計測することができます。
Google analyticsを使って仮に直帰率が高い場合、ユーザーがWEBサイトに興味を持たずにすぐに離脱していることを意味します。
直帰率のGoogle analyticsの設定方法は以下の手順です。
1.探索から「空白」の+をクリックします。

2.変数の「ディメンション」をクリックします。

3.ページ/スクリーンの中の「ページタイトル」をクリックします。

4.先程の工程でディメンションの設定が終わりました。
次に「指標」の中にあるセッションをクリックし、「直帰率」を選択しましょう。
これで指標の設定が終了します。

5.. 「ページタイトル」を行へ、「直帰率」を値へドラッグ&ドロップで完了で、Google analyticsの設定が完了し、計測可能です。
直帰率が高い理由
直帰率が高い理由はさまざまですが、一般的な原因としては、「WEBサイトがユーザーの期待に応えられていない」「レスポンシブデザインに不対応」「ページ表示速度が遅い」ことが挙げられます。
それぞれ解説いたします。
WEBサイトがユーザーの期待に答えられていない
直帰率が高い理由の1つに「WEBサイトがユーザーの期待に答えられていない」ことがあるでしょう。
ユーザーはWEBサイトを訪れ、そのTOPページからスクロールし数秒の内に、このWEBサイトが自身のニーズを満たす内容となっているかを判断します。
検索するキーワードとWEBサイトの内容に乖離がないかを確認しましょう。
レスポンシブデザインに不対応
直帰率が高い理由の2つ目は、「レスポンシブデザインに不対応」でしょう。
レスポンシブデザインとは、PC・タブレット・モバイルなどそれぞれのデバイスに対応したデザインになっているかどうかという意味です。
ユーザーはWEBサイトに見やすやを求めています。
WEBサイトを見ているデバイスに対応できていない状況ですと、直帰率が高くなる傾向にあります。
ページ表示速度が遅い
直帰率が高い理由の3つ目は「ページ表示速度が遅い」があります。
先程同様に、ページ表示速度が遅いことやに、読み込みなどの動作が遅いことにユーザーはストレスを感じ離脱します。
これらの速度が遅いことが直帰率におきな影響を及ぼしますので、一度自社WEBサイトの状況をご確認ください。
直帰率と離脱率の違い
直帰率とよく比較され、また勘違いされやすい指標に「離脱率」があります。
WEBマーケティング初心者では間違いやすい指標ですので、ここでその違いを解説いたします。
離脱率とは
離脱率とは、すべてのPV数のうち、離脱したユーザーの割合を示します。
離脱率が高いページがある場合は、その特定のページがユーザーにとって魅力的でない可能性があります。
PV数について詳しく解説した記事がこちらになりますので、詳しくはこちらをご参考ください。
それ以外のGoogle analyticsで分析できる指標についても解説をしていますので、一度ご覧ください。
直帰率と離脱率の違い
直帰率と離脱率は異なる指標ですが、どちらもWEBサイトの魅力やコンテンツの質を測る重要な指標です。
直帰率が高い場合は、入口となるページの改善やコンテンツの見直しが必要です。
一方、離脱率が高い場合は、離脱率が高い特定のページの内容の改善が必要となります。
この後直帰率の改善方法をご紹介いたします。
直帰率を改善する具体的な方法

直帰率が高いと、ユーザーに長くWEBサイトに滞在してもらえず、WEBサイトで達成したい目標を達成できないことになるでしょう。
この直帰率が低い場合、直ちに改善を行うことが必要です。
その際の、具体的な改善方法を5つご紹介いたします。
ファーストビューの見直し

ファーストビューとは、ユーザーがWEBサイトを初めて訪れた際に、スクロールされずに見たページのことです。
このファーストビューが、ユーザーの期待に応えているかを確認しましょう。
魅力的な画像やキャッチコピー、説明文などを活用することで、ユーザーの興味を引きつけることができるはずです。
コンテンツの見直し
当然WEBサイトのTOPページではなく、別のコンテンツページから流入がある場合もあります。
そのページの直帰率が高い場合は、コンテンツの見直しを行う必要があります。
ユーザーは何か自身に悩みや課題を抱えており、その答えを求めてWEBサイトを訪れます。
なのにも関わらず、直帰するということは、そのコンテンツページがユーザーの期待に応えられていない可能性が高いです。
ユーザーが求める情報やニーズに合わせたコンテンツにすることで、ユーザーの滞在時間を延ばすことができます。
ページ表示速度の改善
直帰率とページ表示速度の速さは密接な関係にあります。
ページ表示速度が遅い場合は、ユーザーが我慢できず他のサイトへ流れる原因になり直帰率が上昇します。
画像の最適化やキャッシュの活用、サーバーのパフォーマンスの向上などを行い、ページの表示速度を改善することが直帰率の改善につながります。
PageSpeed Insightsは無料で利用できるツールです。
私もよく活用しておりますが、ページ表示速度などを確認するのに重宝しまのでおすすめです。
適切な内部リンクを設置する
コンテンツページ内の 適切な場所に適切な内部リンクを設置することで、ユーザーが他の関連ページに遷移しやすくなります。
関連コンテンツへのリンクや関連商品へのリンクなど、ユーザーが興味を持つ可能性のあるページに誘導することが大切です。
しかし反対に美容系の情報発信をしているにも関わらず、全くの別ジャンルのコンテンツがある内部リンクを設置することは逆効果ですので、やめておきましょう。
この内部リンクは「SEO対策」にも有効です。
こちらの記事で、WEBサイト内部と外部の対策を解説しておりますので、ご覧ください。
CTA(コールトゥアクション)の改善
WEBサイト内のCTA(コールトゥアクション)を改善することも直帰率の改善につながります。
CTAとは、行動を促すボタンやリンクのことで、CTAを改善することで、ユーザーの行動を促すことができます。
わかりやすいボタンの表示や、魅力的なキャッチコピーの活用することで直帰率の改善に努目ましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日のテーマの軸は、「直帰率」でした。
よく間違われることも多い「離脱率との違い」や「直帰率の改善方法」を解説いたしました。
ユーザーが求めるニーズに答えきれていないWEBサイトやコンテンツが、直帰率が高い傾向にあります。
すなわち、この直帰率を意識的に分析し、改善するということは必然的に、ユーザーのニーズを満たすWEBサイトやコンテンツへと昇華していくことに繋がります。
今回の記事の中で、直帰率の計測方法についても紹介しておりますので、まだ自社の直帰率を把握していない方は、本日をきっかけに一度ご覧になられてください。
もしかすると自社のWEBマーケティングの成果に繋がるかもしれません。
今回の直帰率の改善はもちろん自社WEBマーケティングを成功させたい企業はこちらの記事もあわせてお読みいただくと、良いかと思います。
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