MEO対策で上位表示は可能?具体的施策とおすすめビジネスモデルについて
こんにちは。
株式会社ヒトツナガリの髙木です。
弊社では、WEBサイト制作〜WEBマーケティング運用代行〜内製化支援〜コンサルティングを一気通貫で行う「ヒトマケ」というサービスを展開しております。
また付随サービスとして「ヒトマケMEO」として、MEO対策・運用代行も行いながら「地域密着型」「実店舗型」のビジネスを展開しておられる方のサポートをしております。
このコラムでは、WEBマーケティングやWEBコンサルティングを始めとしたWEB関連の情報発信をしていきます。
インターネット最盛の時代に、WEBマーケティングを駆使することで、WEB集客を成功させる手助けとなれればと思います。
今回は「MEO対策で上位表示は可能なのか?」「具体的な施策とおすすめのビジネスモデル」について解説をしていきます。
ぜひ最後までお読みください。
またMEOに関連する記事もいくつかございますので、最後までお読みいただいた後、あわせてお読みださい。
大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
MEOとは
MEOとは(Map Engine Optimization)の略で、マップエンジン最適化という意味です。
Googleマップなどの地図検索エンジンにおいて、自社のビジネスやサービスが検索結果に上位表示されるように行う施策を指します。
SEOと似ていますが、SEOは検索エンジン最適化なのに対し、MEOはマップエンジン最適化です。
Googleアルゴリズムの影響を受け、検索結果が変動するのは同じですが、MEO対策ではGoogleマップで上位表示をさせるわけです。
具体的には上図のように、自社名(店舗名など)のビジネスに関する情報を正確かつ詳細に登録します。
登録情報は、
・自社名(店舗名)
・所在地
・営業時間
・商品
・カテゴリ
・説明文
・WEBサイト
・電話番号
などです。
WEBサイトに記載している情報などが、コンパクトに Google上に表示されるのが特徴です。
MEOでは、 Googleビジネスプロフィールにて、検索ユーザーにとって有益な情報を提供することが求められています。
MEOの重要性
このMEOの重要性が、年々上がってきているわけです。
理由としましては、近年、消費者は商品やサービスを探す際に「検索」を利用するケースが60%を超えています。
またその検索においても、「地図検索」を利用することが増加しています。
特にスマートフォンの普及により、「いつでも、どこでも」即座に情報を得れるようになりました。
そのため、「食事」「治療」「リラクゼーション」などのサービスが「現在地の近く」あるのかを探します。
またその中でも、「自分に合ったもの」であるのか「周りからも評価」なども含めて、検索ユーザーは、「選んでいる」とされています。
そのため、MEO対策を適切に行うことで、検索ユーザーに自身のビジネスが的確に届き、実店舗への足を運ぶ顧客を増加させることが可能です。
MEOは現代において、必要不可欠なものと言えるでしょう。
MEO対策が必須の業種・業界
MEO対策が必須な業種・業界とそうでない業種・業界に分けられます。
MEO対策が必須と言える業種・業界は下記です。
・地域密着型
・実店舗型
この2つに該当する業種・業界です。
例えば、「飲食店」「クリニック」「美容院」「小売店」「整骨院・接骨院」「整体院」「鍼灸院」「介護施設」などが該当してきます。
また、「工務店」「不動産」なども地場で展開しているのであれば必須でしょう。
これらの業種・業界ではMEO対策により検索上位表示されることで、ユーザーの流入が増加しビジネスが加速することでしょう。
MEO対策の始め方
MEO対策を始めるためには、まず自分のビジネスをGoogleビジネスプロフィールに登録することから始まります。
登録後に、店舗の名前、住所、電話番号、営業時間などの基本情報を正確に入力し、事業の特徴を表す写真や動画を追加していきます。
Googleマップ検索順位の決定方法
Googleビジネスプロフィールへの登録がすめば、MEO対策への土台が整ったと言えます。
とはいえ、どのようにMEO対策をすれば良いかもわからないと思いますので、Googleマップの検索順位は、どういう要素で決定しているのかをご紹介したいと思います。
MEOでの Googleマップ検索順位は、以下の3つの要素に大きく影響されます。
「関連性」
「距離」
「視認性の高さ」
この3つはGoogleが公表している「Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法」に記載されていますので、1つずつ見てみましょう。
関連性
関連性とは、検索語句とローカル ビジネス プロフィールが合致する度合いを指します。充実したビジネス情報を掲載すると、ビジネスについてのより的確な情報が提供されるため、プロフィールと検索語句との関連性を高めることができます。
引用元:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法
例えば、 Googleマップで「歯科医」を検索した際、現在地近くの「内科」や「整形外科」が出てこないのは、ユーザーが検索した「歯科医」というキーワードの関連性を判断しているからです。
「歯科医」の Googleビジネスプロフィールでは、「歯科医」についての情報を更新することで、ユーザーにとって関連性の高い情報を提供できます。
距離
距離とは、検索語句で指定された場所から検索結果のビジネス所在地までの距離を指します。検索語句で場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報に基づいて距離が計算されます。
引用元:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法
検索ユーザーの現在地から近くの店舗が優先的に表示されます。
ですので、この「距離」においてMEO対策は中々難しいと言えます。
ですが、所在地情報をできるだけ正確に、(WEBサイト、Googleビジネスプロフィール、ポータルサイトなど)登録することで、Googleも見分けがつきやすくなり、適切な判断が可能となります。
視認性の高さ
視認性の高さとは、ビジネスがどれだけ広く知られているかを指します。ビジネスによっては、オフラインでの知名度の方が高いことがありますが、ローカル検索結果のランキングにはこうした情報が加味されます。たとえば、有名な博物館、ランドマークとなるホテル、有名なブランド名を持つお店などは、ローカル検索結果で上位に表示されやすくなります。
ビジネスについてのウェブ上の情報(リンク、記事、店舗一覧など)も視認性の高さに影響します。Google でのクチコミ数とスコアも、ローカル検索結果のランキングに影響します。クチコミ数が多く評価の高いビジネスは、ランキングが高くなります。ウェブ検索結果での掲載順位も考慮に入れられるため、検索エンジン最適化(SEO)の手法も適用できます。
引用元:Google のローカル検索結果のランキングを改善する方法
具体的には、「自社の名前の検索数」「口コミ数」「メディアなどでの露出」などをGoogleは評価します。
これらはMEOだけではなく、必要なので口コミの量や質などは意識して取り組みましょう。
MEO対策で上位表示するための具体的施策3選
では、具体的にMEO対策をどのような施策を持って取り組めば良いのか3つのポイントをご紹介いたします。
Googleビジネスプロフィールへの投稿
まずMEO対策の上位表示施策として1つ目にご紹介するのは、「Googleビジネスプロフィールへの投稿」です。
Googleビジネスプロフィールでは、各種SNSと同じように、情報発信ができるようになっております。
この投稿での情報発信のキーワードが、MEO対策に重要となります。
例えば、あなたが「歯科医」のオーナーだとします。
そこで検索上位を狙いたいキーワードが、「歯石除去」「クリーニング」「ホワイトニング」などでお考えなのであれば、これらのキーワードを情報発信時に組み込む必要があるという事です。
「歯石除去」「クリーニング」「ホワイトニング」などのキーワードでの上位表示を考えているので、情報発信で「インプラント」の情報を提供していると、狙っているキーワードでの上位表示が難しくMEO対策として失敗です。
MEO対策として上位表示を成功させるのであれば、キーワードを含めて投稿しましょう。
また頻度に関しても、少なくとも週に2回は投稿するのが望ましいでしょう。
口コミ獲得と返信
MEO対策の上位表示施策2つ目は、「口コミ獲得と返信」です。
ユーザー視点では、Googleの口コミ、星評価を非常に大事にする傾向にあります。
またGoogleの視点でも、口コミに検索キーワードが含まれている方が上位表示する傾向にあります。
口コミの獲得はMEO対策として有効だというのは、イメージが湧きやすいと思います。
同時に口コミへの返信というのも、大事になってきます。
ユーザーは、口コミへの返信で店舗オーナーの「人となり」を判断していたりもします。
ですので、良い口コミへの返信はもちろん「悪い口コミ」への対応も、真摯に対応することがユーザーへの信頼獲得に繋がります。
この口コミ返信にも、検索キーワードを含むことで、MEO対策につながるので、意識しましょう。
分析
MEOI対策の上位表示施策の3つ目は、「分析」です。
いくらMEO対策を行なったとしても、必ず上位表示される確約はありません。
その際に、どこに問題点があるのか?どう改善すれば、MEO対策が成功し上位表示されるのか?
この部分を明確にするためには、「分析」する以外方法はありません。
検索順位のようなわかりやすい指標だけではなく、キーワード分析やアクション数、競合分析など分析すべき項目は沢山あります。
これらの分析結果から、施策を練り直し、再度実行することの繰り返しがMEO対策で上位表示するため重要ですので、「分析」は必ず行うようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は「MEO対策が有効な業種・業界」「MEOで上位表示するための施策」をご紹介しました。
ここ10年で、検索ワードに「近くの」をつけるユーザー数が5倍以上に増加しています。
それは検索ユーザーが「近くの〇〇」を探すためにマップエンジンで検索していることを意味します。
その際にMEO対策をしていなければどうでしょうか?
また上位表示されておらず、10位以内に自社がいなければどうでしょうか?
ユーザーは上位表示10以内のクリック率が約80%あります。
そのクリックしたユーザーの内の約50%が来店につながるとされています。
それだけMEOがユーザーの行動に直結しているにも関わらず、MEO対策していなければ、「ユーザーに知られない」ということになります。
逆にいうと、的確にMEO対策を行い上位表示に成功すれば、ユーザーの獲得に繋がりやすくなるというわけです。
このような時代背景を見ても、MEO対策は必須ですので、「地域密着型」「実店舗型」のビジネスモデルの方は是非、MEO上位表示を目指して取り組んでいきましょう。
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