自社でWEBマーケティングって難しい?その理由と成功するための大事な考え方
こんにちは。
株式会社ヒトツナガリの髙木です。
弊社では、WEBサイト制作〜WEBマーケティング運用代行〜内製化支援〜コンサルティングを一気通貫で行う「ヒトマケ」というサービスを展開しております。
その特集インタビューを、若者向けメディア「新R25」に取り上げていただきましたので、一度ご覧ください。
このコラムでは、WEBマーケティングやWEBコンサルティングを始めとしたWEB関連の情報発信をしていきます。
インターネット最盛の時代に、WEBマーケティングを駆使することで、WEB集客を成功させる手助けとなれればと思います。
ぜひ最後までお読みください。
大手企業を中心にWEBマーケティングを通して集客や採用の支援をしていた。 WEBマーケティングの中でも、主にSEOやオウンドメディアでのコンテンツマーケティングを得意とし、自身が運営するWEBメディアでは、53日でGoogle検索順位1位を獲得。
はじめに
皆様のお仕事の業態、業種様々あると思いますが、専門知識やスキルは必要なお仕事でしょうか?
おそらくほとんどの方が「イエス」でなないでしょうか。
WEBマーケティングというお仕事も、同じく「専門的な知識やスキル」が必要なお仕事です。
こんな中自社でWEBマーケティングをしている会社もいると思います。
よくWEBマーケティングは難しいと言われることも多いですので、この後見ていきましょう。
自社でWEBマーケティングが難しいとされる理由
「WEBマーケティングを自社で行なっていくのは難しい。」
そのような声を聞くことは非常に多いです。
しかし残念ながら、自社でWEBマーケティングを成功させている企業がいるのも事実です。
ではなぜ、自社でWEBマーケティングが難しいとされ中々進まないのか。
また難しいとされているWEBマーケティングを、なぜ自社で成功させているのか。
本日のコラムでは、その辺りを深掘りしてみていきたいと思います。
専門知識を持つ人材がいない
自社でWEBマーケティングに取り組み「難しい」と言われている会社の特徴として、「専門知識を持つ人材がいない」という点があります。
例えば、建築業であっても家を建てる技術がある大工さんがいるから家が建てられ、性能、耐震、施工、アフターフォローなどそれぞれの項目で「専門知識を持つ人材」がいます。
不動産にしても、土地や建物の売買・仲介・重要事項説明書を説明できる宅建士など専門人材が社内に必ずいるはず。
しかし、ことWEBマーケティングとなると、自社内に専門知識や経験を持つ人材が不足もしくは、いない場合がほとんどです。
そんな中で、大工・宅建士といった専門知識・スキルを持った人材に「WEBマーケティングを独学で学んで自社でやって」と言われても、やはり難しいでしょう。
WEBマーケティング専門人材でもない限り、効果的な戦略を立案し実行するのが困難です。
SEO、コンテンツマーケティング、SNS運用、データ分析など、様々な知識やスキルが必要とされるため、これらすべてを自社独自で内製化するのは大きな試みとなります。
リソース不足
日本の中小企業では「慢性的に人材が不足」しています。
そんな中、限られた予算や社員でWEBマーケティングを行う場合、戦略の実行と継続に必要なリソースが不足する可能性が高いです。
大手企業ならともかく、中小企業では、広告費用や専用ツールへの投資が難しい場合も多いですので、広告費用を極力かけないWEBマーケティングが必要となり、難しいとされる理由とされています。
市場の変化とトレンドの追跡
WEBマーケティングの世界は、日々驚くほどのスピードで変化しています。
新しいトレンド、技術、Googleアルゴリズムの変更など、常に最新情報を把握し、戦略を調整する必要があります。
これには、多大な時間と労力が伴います。
WEBマーケティングを専門でやっていない人材であると、この変化についてこれず、気がつけば、
「SEO対策をしたのは3年前」
みたいな、時代に置いていかれたWEBサイトが出来上がってしまうのです。
分析の複雑さ
WEBマーケティングの成果を正確に分析し、ROI(投資収益率)を評価することは容易ではなく、故に自社でWEBマーケティングに取り組むのが難しいとされる部分ではありませんでしょうか。
多くの分析項目をチェックし、仮説、そして解決策を導き出して戦略に落とし込む。
WEBマーケティングでは、幾つもの要素が複合的に絡み合いますので、どの戦略が効果的であるかを判断するのが難しい場合が多くあります。
分析に関して関連記事を載せておきますので、分析に課題を感じている方はこちらもお読みください。
競争の激化
インターネットの普及に伴い、競争は日々激しくなっています。
あらゆるWEBマーケティング手法が出てきて、どれにするか選んでいるうちに、新しい手法が出てきています。
これらは、情報過多の時代であるが故仕方のない部分ですが、限られたリソースの中で戦う中小企業では、「選択と集中」が大事になるでしょう。
また他社よりも自社を目立たせるためには、周りとは違ったユニークなアプローチが必要ですが、専門知識と創造性の両方を求めるのも中々難しいです。
WEB制作会社との関係
中小企業のほとんどは自社WEBサイトを持っており、一度はWEB制作会社とお付き合いをしていると思います。
そのお取引の際に、「運用と保守」という言葉で、いかにも
「WEBサイトを運用し、WEBマーケティングを行なっている風」を装います。
しかし実際は、写真の入れ替え、テキストの変更、サーバー・ドメインの管理などを業務として行なっていることがほとんどです。
しかし、残念なことに「運用と保守」で、「WEBマーケティングをしてもらっている」と勘違いしている会社が非常に多いです。
付き合いが大事なのはもちろんわかりますが、「疑問に持つ」というのも大事だと思います。
このWEB制作会社との関係というのも、自社でのWEBマーケティングが難しくなる理由としてあるでしょう。
難しいWEBマーケティングの成功のポイント
そんな難しいWEBマーケティングですが、実際に自社で運用をして成功している会社もおられます。
そんなWEBマーケティングで成功している会社から学ぶこともあると思いますので、ご紹介いたします。
是非WEBマーケティングを難しいと思わず、「前向きに取り組むきっかけ」になればと思います。
失敗から学ぶ
自社でのWEBマーケティングに成功した会社の背景には、「数え切れないほどの失敗」があります。
ここで重要なのは、そのWEBマーケティングでの失敗を糧とすることです。
WEBマーケティングの特性は、しっかりと分析できるツールがあることです。
その分析ツールにより、定量的に判断します。
何がうまくいかなかったのか
どのように次回は改善できるのか
を数字で理解するように努めます。
全てが失敗していたわけでもなく、数字で見ると良い点というのもあるはずですので、良い部分は残しつつ、数字が悪い部分は次回の改善点として戦略を組みます。
感覚ではなく、数字で管理する。
このプロセスこそが失敗から学ぶということです。
数字で管理する際の指標がKGIとKPIです。
この部分を詳しく解説した記事がこちらにありますので、一度ご覧ください。
変化への対応
WEBマーケティングは常に進化しています。
新しい技術、新しいプラットフォームの登場、消費者の行動の変化など、素早く対応する必要があります。
市場の動向を常に監視し、Googleアルゴリズムの変更や新しいトレンドに注意を払うことが大事です。
WEBの世界は変化が早いからこそ、自社のWEBマーケティングにも変化を恐れず、新しいアプローチを日々模索する必要があります。
その結果、競合他社と差別化できるポイントになり得るはずです。
消費者の購買行動モデルの変化を詳しく解説しています。
変化に対応するために理解することは必須ですので、一度お読みください。
長期的な視点で考える
WEBマーケティングでは短期的な成果も重要ですが、やはり長期的な視点を持つことも重要です。
一時的なトレンドに飛びつくのではなく、自社商材・サービスのブランドイメージやビジョン、各種目標に沿った戦略を立てることが重要です。
WEBマーケティングは一見派手な世界のように思われがちですが、「地味でコツコツとやる仕事」が多いです。
「今行っているWEBマーケティング施策は中長期な取り組みだ」と割り切って取り組むことも、成功の鍵になるはずです。
プロの専門家に頼る
WEBマーケティングには、WEBマーケティングのプロの人材がいます。
それは皆様がおられる業種、業態と同じく、料理を作るプロ、髪の毛を切るプロ、家を建てるプロなどと同じです。
WEBマーケティングのプロがいます。
そのプロ人材に、自社のWEBマーケティング事情を話してみるというもの一つです。
今までになかった新鮮なアイデアや施策で、自社のWEBマーケティングが成功する道が見える可能性も高まります。
自社でWEBマーケティングが難しいのであればプロに任せる
これまで述べてきた通り、自社でWEBマーケティングを全てやっていくというのは非常に難しいのが実情です。
専門知識の無さ、リソース不足、横断的な業務内容など理由は様々ですが、大手企業のように体制が整っていない中小企業の場合、やはり自社でのWEBマーケティングは難しいケースが多いです。
そんな難しい中でもWEBマーケティングに成功している会社が何をしているのか?
それは「社外のプロ人材へのアウトソーシング」です。
自社で解決できない点は、社外で解決するのが、中小企業の戦い方として合理的だと判断した会社は積極的に「WEBマーケティング業務」をプロにアウトソーシングしています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「WEBマーケティングが難しいとされる理由」
「自社でのWEBマーケティング成功のコツ」
「プロの専門人材に任せる」
このような内容をお伝えいたしました。
自社でWEBマーケティングの全てを解決しようとするのは素晴らしい判断です。
しかし同時に、専門知識が必要な業務へリソースを割けなくなるという問題点への意識や、他の業務をしながらのWEBマーケティングの難しさは本日お伝えした通りです。
WEBマーケティングの全てを社外に任せるのも一つですが、自社でもWEBマーケティングノウハウが蓄積されるような仕組みを持った会社とともに併走するのが、今の中小企業の戦略とすると、合っているのかなと思う次第です。
【WEBマーケティングのお悩みはヒトマケで全て解決できます!】
・自社でWEBマーケティングをしているが成果が出ない
・WEB専門の人材がおらず、未経験社が担当している
・アウトソーシング会社を探している
・社内にWEB専門人材が欲しい
・これ以上社内リソースをWEBに割けない
ヒトマケでは、WEBマーケティングにこれから取り組みたい会社や、人手不足によりWEBマーケティングに取り組めていない会社、専門業務はアウトソーシングで成果を出し本業に力を注ぎたい会社の支援をしております。
費用無料でオンライン相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。