おもしろき こともなき世に おもしろく
こんにちは。
代表の髙木です。
弊社HPでのブログでは、執筆者の人となりや、経営・人生哲学、昨今の業界の状況など多岐に渡り綴っていければと思います。
そんな今回は私が好きな歴史上の人物について少しだけお話しできればと思います。
その人物はというと、幕末長州藩の志士「高杉 晋作」
歴史好きの方々からも多大な支持を集める高杉晋作が、いつの頃からか好きです。
改めてお伝えする内容ではないかもしれませんが、この方のご紹介をまず最初にしておきます。
高杉晋作といえば、「豪快」「破天荒」
このような言葉がぴったりな人物です。
例えば、自身は一文(円)も持っていないのに藩に後払いという形で、無断で軍艦を購入しています。
その後、数億円の請求が藩に来たそうです。
また、当時脱藩という死罪になる可能性もある重罪を5、6回しています。
「豪快」「破天荒」という言葉ではもはや言い表せない、
完全に周りと比べても、ありえないことをし続けています。
そんな高杉晋作が死ぬ前に読んだとされる辞世の句が、私は大好きです。
【おもしろき こともなき世を おもしろく】
どうやってこの面白くない世の中を、面白く生きてやろうか!
いかにも高杉晋作らしい辞世の句です。
しかし諸説ありますが、こちらの句が辞世の句だとも言われます。
【おもしろき こともなき世”に” おもしろく】
「を」が「に」に変わっただけですが、ガラッと印象が変わった気がします。
私の解釈ですと、
こんなに面白くない世の中をどうやったら面白く生きることができるのだろうか?
どこか悩める青年のような印象を受けます。
「豪快」「破天荒」
そういう部分の裏側にある高杉晋作がいるようで、私はこちらの方が好きです。
むしろこちらが本当の辞世の句なのではないかとも思います。
高杉晋作は27歳で結核により没しています。
私は現在34歳。
悩みながらも、前に進み続けねばと、高杉晋作を思い出すたび背筋が伸びる次第です。